ワードプレスで役立つプログラミング言語5つ

WordPress

ワードプレスを利用していると「既存のテーマやプラグインでは、自分がこうしたいと思うことやサイト表示がどうしても実現できない」ということがありますよね。
そんな時「プログラミング言語の知識があれば・・・でもなんのプログラミング言語を学べばよいか分からない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私自身も、最初はなんの言語を学ぶのがよいか悩み、一気に色々な言語に手を付けてどれも中途半端に終わってしまった経験があります。
そこでここではワードプレスユーザーのために『ワードプレスで役立つ』プログラミング言語を、おすすめ順にご紹介したいと思います。

サイトのレイアウトを調整したいなら:CSS

ワードプレスでサイトを制作していると「記事は思った通りのデザインだけど、ヘッダーは別のテーマの方が良い」というような事も多いです。
また「ロゴのサイズや配置を調整したいけどテーマやカスタマイズだけではどうしても思った通りにならない」なんてことも。
そういったサイトのレイアウトなどを調整できるようになりたいならCSS(シーエスエス)を学びましょう。
ワードプレスメニューの『外観』→『カスタマイズ』→『追加 CSS』項目にCSSを記入するだけで、思い通りのレイアウトに調整することができるようになります。
「プログラミングにそこまで興味はないけど、もっと思い通りにサイトを作れるようになりたい」という方は特に、少しでもCSSの知識を身につけておくことをおすすめします。

Webページの構成を把握したいなら:HTML

ワードプレスには便利な機能がたくさんあるので、固定ページや投稿ページなどのほとんどはプログラミングを必要とせず基本機能だけで思い通りのページが作成できると思います。
ただサイト制作をしていくなかで、ちょっとした表示や機能を追加するためだけに新しいプラグインを探して導入しなければならないなんて面倒なことが起こったりもします。
そんな時、HTML(エイチティーエムエル)の知識があればちょっとした記述を追加するだけで簡単に解決してしまう場合が結構あります。
それにWebサイトの構成を把握できるようになるなどのメリットもありますので、ワードプレスユーザーがHTMLの知識を身につけておいてまず損はありません。
実際にサイト制作をしていると一番目にすることが多い言語でもあるので、目にしているうちに自然と覚えていったり興味を持つようになる部分もあるかもしれません。

テーマやプラグインを自作したいなら:PHP

ワードプレスの大部分はPHP(ピーエイチピー)というプログラミング言語で作られています。
そのためPHPの知識を身につけるとテーマやプラグイン、ショートコードなどを自作することができるようになります。
上記のHTML、CSSに比べると大きくハードルが上がると思いますが、その分メリットも大きいので興味があればぜひ学んでみるとよいでしょう。

オリジナルコンテンツを作成したいなら①:JavaScript

JavaScript(ジャバスクリプト)はWebブラウザの機能を制御するプログラミング言語です。
たとえばWebページのアニメーションや計算表示など、いわゆる動的なサイトを作る場合に用いられます。
PHP同様に身につけるハードルは高いですが、ワードプレスの機能だけでは作れないようなサイト制作も実現可能になるので、オリジナルコンテンツを作成したい、他サイトと差別化したいという場合はJavaScriptを学びましょう。

オリジナルコンテンツを作成したいなら②:SQL

SQL(エスキューエル)とは、あらゆるデータを保存してあるデータベースを操作するためのプログラミング言語です。
ワードプレスではユーザー情報や記事そのものもデータベースに保存されていますが、例えばなにかの情報をデータベースまとめておいて、一定の条件を指定してそれに該当する情報だけをサイトに表示させたいというようなときはこのSQL言語を使用します。
ただしワードプレスではSQL言語だけを使用することはほとんどないと思いますので、先にご紹介したPHPやJavaScriptと併せて覚えるようにした方が実際に役立つと思います。

まずはCSS、HTMLがおすすめ

ワードプレスユーザー初心者が抱える悩みは、大体CSSとHTMLで解決できると思います。
また難易度も比較的低めなので、まずはCSS、HTMLを覚えるとよいでしょう。
ただCSS、HTMLだけでなくPHPなどのプログラミング言語も身につければ、より思い通りのサイトが作れるようになります。
またこれらはビジネスとしても使える知識ですので、興味があるならぜひ少しずつでも身につけていってはいかがでしょうか。